2012年5月1日火曜日

起業のための相談会に行ってきた

市が無料で開催してくれている、起業支援のための相談会に行ってきました。予約制で時間は1時間。中小企業診断士さんが個別に相談に乗ってくれて、とてもありがたかった。

中小企業診断士ってどんな仕事か知らなかったんだけど、コンサルタントみたいなものだったんですね。

それはともかく、本を読んだりしてもどうも分からなかったことをいくつか訊いてきました。

まず、個人事業でいくべきか最初から会社にするべきか。資金と人を集めるのは会社の方が有利だし、信用度も高いので広く商売ができる。人脈が既にあれば個人から始めて大きくするのもよし。税金のかかり方が個人と会社では違って、売上で年1千万円〜1千百万円くらい以上なら法人化、という目安もあるそう。もちろん事業内容でも変わってくる。(だからコンサルタントが助かるんですね)

じゃあ個人事業かなと思い、ならばいつ届出をすべきか。個人事業主の届出は、要は税金の話だそうで、創業のための費用が発生し始めたら届け出るといいらしい。経費にできるから。

あとは所得税の申告で、白色という選択はない(損失が繰り越せない)ので青色としても、簡易簿記(10万円控除)と複式簿記(65万円控除)のどっちを選ぶべきか。てか、自分に複式簿記とかできるのか、という相談。こればっかりは知らないと分からない。

すると、簿記3級の知識があればできる、本気なら3日勉強すれば分かる、と言われてしまいました(汗)。問題は、それだけの(勉強と作業の)時間をかけようと思うかどうか、だそうな。どうせゆくゆくは法人化するなら、今からやっておいた方が、とも。

つまり、やれってことですね、はい (^^;;

あとは、前の職場からもらった離職票の扱い。これをハローワークに持って行って登録すると「失業者」になるらしい。自己都合退職なのでしばらく(半年くらい?)すると失業保険の給付が受けられる。それをもらいながら起業の準備という人もいるようだけど、私はとっとと始めたいし物も買わなきゃいかんのでそうは行かない。ただ、離職票は別の用途で必要になることがあるから大事に保管しとくべし、だそうな。

というわけで、複式簿記の勉強を始めたところです。個人事業主の届も、早めに出さないとな。