2012年2月26日日曜日

Bunkamura のフェルメール展に行ってきた

今日は天気が良ければ梅を見に行こうかと思ってたら、空がどんよりしてたし寒さで梅の開花が遅いそうなので、渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムでやってるフェルメール展へ行ってきました。

Bunkamura|フェルメールからのラブレター展

いま見ると妙な題名だなぁ。別にフェルメールが書いたラブレターが展示されているわけではないですよ。

特集ページに写真のあるフェルメールの絵3点が来てます。

(あまり馴染みのない人のために:フェルメールの作品は三十数点しか現存してません)

今回の売りは修復された《手紙を読む青衣の女》で、確かにとてもよかった。鮮やかに復元された(であろう)色と、それによって表現された顔や手の表情。入館料が1,500円で普通よりちょっと高かったけど、他の2点を含めて、これなら十分です。でも前売り買っとくんだったな…

フェルメールが突出しているとは言え、他に展示されてるオランダ絵画の中にも気に入ったものがいくつもありました。特にヘリット・ダウの《執筆を妨げられた学者》はよかった。自分の部屋用に欲しかった(←無理)。絵葉書あったら買ったのにな。

美術館に着いてから、そうだここは週末は混むんだっけ(汗)と思いきや、チケット売り場はほとんど並んでおらず。しかし中に入ったらやっぱり混んでた(苦笑)。まあフェルメールは日本で人気あるらしいし、仕方ない。でも行くなら平日の方がよさそうです。

フェルメールって観たことない、でも興味あるって人には、来てる3点はがっかりさせないと思います。入館料の1500円は高いけど、フェルメール展はだいたいこんな値段設定みたいです。夏に今度はマウリッツハイス美術館展があって、これも1600円。今度は前売り買うの忘れないようにしよう。

あとやっぱり単眼鏡が便利。こういう混んでる展示会では1列目は流れないと後の人に悪いので、細かいところやもう一度見たいところは後で2列目以降から単眼鏡で観たりしてます。

以前使ってた単眼鏡はこれ→ESCHENBACH(エッシェンバッハ) 単眼鏡 クラブM 6倍 4293-616。片手で持って焦点を合わせられるのが素晴らしい。紐を巻いてソフトケースに入れて便利に持ち運べる。

これに不満はなかったんだけど、今は別のを使ってます→CZ ルーペ単眼鏡 Mono 4x12T*。明るく見えるし、最短合焦距離が約45cmと短いので上からショーケースを覗くような展示のときに良く見えて便利。筒を引き出すような焦点合わせ方法だから両手使わないと難しいけど、おかげで複雑な機構がないためかコンパクトなのでいつも持ってます。会議でパワポの字が小さくて見えないときにも重宝します(笑)

フェルメールの絵は数が少ないので、つい「そのうちいくつ観たか」とか思ってしまうんですよね。そういうもんじゃないのに(苦笑)。